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ブリットポップがアツい!〜力の眼vol,5〜 2022.12.16 STAFF DIARY


久々に文を進めていこうともうわけですが、
ここ最近非常に私自身の中で
テンションが沸々と高まり賑わいを見せるカルチャーがあります。

というのも、私自身は
ファッションはもちろんのこと大好きなわけですが
とりわけ”ファッション文化”よりもその裏側に佇む”文化”に対して
非常に興味を持ちそこからファッションに紐付けしていく
非常に面倒で遠回りな作業を好んでいます。笑


毎日の日常の中で、多くの方々の生活に大きな活力を与えるのは
”食事”であったり”家族”の存在だったりと様々ですが、


音楽の力



四季を通じてその時々で聴きたい音楽があると思います。

日本の文化も戦後、音楽とともに歩み
その歩幅の大きさは違えど、
共に進んできたのではないでしょうか。

さて、話を戻しましょう。。。笑



今回の「力の眼」の題名の通り

”ブリットポップ”

という文化をご存知でしょうか?

1980年代後期〜1990年代にかけて発生した
イギリス中部の工業都市
”マンチェスター”で誕生したミュージックカルチャーです。






怒鳴り散らすのはやめて、着飾らずに等身大の自分で良いじゃないか。

Liam Gallager









そもそも、イギリスの文化は非常に複雑で、
その中でも欠かすことのできないのが
1960年代後半〜1970年代にかけて発生した
文化の2大巨塔

モッズとロッカーズ

この文化抗争。

この文化で世界的にも有名なバンド

THE BEATLES

が誕生。

デビュー時にはレザージャケット。
その後はモッズのアイコンでもあるモッズコートを着用し
世界的な”洒落た若者”たちの間でブームを席巻しました。


さらば青春の光


ユナイテッド・キングダムに生ける
当時の若者たちにとっては”希望の灯火”とも言える
伝説的な映画は現代でも非常に大きな影響力を持っています。


その後、ロンドンのセレクトショップ”セックス”で誕生した
セックス・ピストルズ

(L-R) Paul Cook, Johnny Rotten, Sid Vicious and Steve Jones of the Sex Pistols at radio Luxembourg.
November 1977


空前の大ヒットで繁栄した”パンクムーブメント”

そして前者の想いを継承しながら
労働者階級のマンチェスターに住む若者たちによって形成され
”前身的で日常的”な考えを持った新たな文化、
ブリットポップ”が誕生しました。



その中でもまず初めに抑えたいバンドが
私自身非常に思い入れが強く、
父親も「死ぬんじゃないか」と思うくらい
心酔し敬愛するマンチャスター出身のロックバンド

Stone Roses


代表曲では
Elephant StoneやBegging you など
イギリスを中心に活躍の幅を増やし大きな影響力を与えました。
エッジの効いたバンドサウンド。
ブリティッシュロックの真髄をいく音に酔いしれ
図太いベースオンに踊り狂ってしまいます。

ぜひ、一度聴いてみては?




次に、このバンドこそカルチャーの象徴。
そして、現代では”国歌”とも称される名曲を世に送り
数々のヒットをと飛ばしたロックバンド。

oasis

大ヒット今日は多すぎて多すぎて、、
特に人気なのが
アルバム「Morning Glory?」に収録されている名曲 Don’t look back in anger

多くの人の心掴み離さず、


永遠に生き続ける。


と力強い歌詞を載せて、魂で歌い上げている Live Forever

ビートルズ以来の大成功バンドとして
アメリカへの進出も果たし名実ともに世界最高のロックバンドでしたが、
度重なる兄弟の不仲によるリアムとノエルの喧嘩により
オアシスは解散となり今に至ります。

オアシスに関してはまたじっくり語りましょう。
マジで長くなります。笑


そして最後は、オアシスと共に
ブリットポップの頂点に君臨した
超正統派ブリティッシュロックバンド

blur

ブラーが誇る大傑作

『The Great Escape』

このアルバムのリリースで、ブリット・ポップの温度は沸点に到達。
歴史に名を残す”オアシスとのシングル対決”なども加熱し、
シーンはまさに狂騒の季節。
そして名曲が次のアルバムで誕生します。
徐々にアメリカ寄りのサウンドに移行していたブラーが
”新しい方向性”を見つけリリースしたのが名曲 Song2


さて、毎回の通り多くを語り
回り道に次ぐ回り道を行い、やっとスタート地点です!

今回の記事で「何を伝えたいのか」

まず見ていただきたいのが”服装”です。
3バンド然り、ピストルズやビートルズの格好は
決して気品が高くハイソな雰囲気は一切ありません。
むしろ”庶民的”な佇まいで親近感すら湧くような服装です。

そして、オアシス・ストーンローゼスに共通しているのは
やや大きめのシルエットのジャージやジャケット。

ジャージを”ファッション”として捉え、
その身近な格好良さと音楽のカリスマ性を持って
今のファンションシーンに見事帰ってきました。


前回でもお話をしました”リバイバル”です。
そして、それは大西洋を横断し
極西の島国から極東の島国へとユニオンジャックの旗のもと
満を辞してやってきたのです。

ここ最近賑わっているのが”ジャージ”ではないでしょうか。
元はスポーツウェアであり「運動をするための服」ですが、
近年はファッション製も際立ったジャージが各ブランドで誕生しています。

約10年前に流行ったすっきりとしたスタイリングが
アイコニックの高貴なブリティッシュトラッドスタイル
ロンドンやチェルシー地区をはじめとした
ど真ん中の紳士スタイルが日本国内を席巻しました。



が!!!!




今回は、工業地帯のマンチェスターが舞台です。
先ほどからジャージをメインにお話を進めていますが
当時はジャージが新鮮なだけであって他にもありとあやゆる
ブリットスタイルが存在しています。

例えば、オーバーサイズのアランニット
アメリカ軍やイギリス軍のミリタリースモックをはじめとする
ミリタリーウェアなども流行の只中で存在し
現代でも大きな栄光力と強い憧れを持っている若者は少なくありません。


音楽を嗜み、文化を慈しみ、ファッションを楽しむ。

その時代の香りを探しながら、面影を探り
現代のファッションに落とし込むことの浪漫が
混沌とした日本のファンションムーブメントの中で
非常に重要な考え方ではないかなと思います。

全体的にリラックスしたシルエットは、
決して計算して作られたものではありませんでした。
現代でいう、ヴィンテージのような感じでユーズド品で賄い、
当時は大きめの服を好んで着用し
動きやすくタフな服が至上な考えのもとムーブメントが誕生しました。

それらを着用した多くのミュージシャンが活躍し
憧れの存在として人気を博しす。
その姿を見たファンが心を燃やし
見様見真似でファッションや言動、時には思想までをも凌駕し
自分に憑依したような熱量を持って生きる。

最高にロックンロールですね。

今の日本も空前のヴィンテージブーム!

現在はヴィンテージアメカジ
次はヴィンテージブリットポップがくる??

そんな匂いを感じています。



当店でもそんなブリットポップに最適な商品。


実はあります!!!


最高におすすめしたい商品を次回
4作品ほどピックしてお送りしたいと思います。

なので今回は焦らします。笑

さて、話を戻し音楽の話ですが、
現代の日本の音楽ムーブメントが悪いわけではありません。
ただ、生活に影響を及ぼすほどに心酔し
まるでコスプレのような格好であたかも自身が
敬愛するシンガーのような格好で歩きたい!

そう思うアーティストは正直ですが
いないと思います。





まぁ、つまらない。






全て流行りに対して
マニュアル化された音楽構成と
制限されたメディア露出のおかげで
全てのバンド・人間・民衆が同じような感覚を持ち
日本国民特有の”協調性”が功をそうし
近年でブレイクするバンドは見事なまでに同じような括りで

「アイドル」「ポップス」

ええ加減ええやろ。と

日本中が音楽に敏感で
洋楽を貪るように聞き入った1970年代〜1990年代の日本。
尊敬する甲本ヒロト氏が

「今の音楽は歌詞を見過ぎ。
 音楽は見るんじゃなくって感じなくっちゃいけない。」

もう一度心が踊って仕方がなくって
誰もがひたすら真っ直ぐに格好いいを求めた
”美しくもエネルギッシュな時代”はまたやってくるのでしょうか?

その時代がやってきたその時に
爆発的な新カルチャーがやってくると思います。




例えば韓国が世界に誇る
K-POPのように。



続く


坂本






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