こんにちは!
森本です。
気が付けば、あっという間に7月末。
早い。
秋冬物も少しずつ入荷もしてきました。
まだ先ですが、秋冬物の準備もしていかないといけませんね。
特に、ブーツ類やレザージャッケとなどは乾燥していますので、オイルアップをしてあげて、すぐに使えるように準備しておきたいですね。
以前、ご紹介した「デリケートクリーム」で革靴はお手入れをしても良いのですが、レザージャケットをオイルアップするとクリームを塗る量が多いアウター系は少し大変かもしれません。
今回ご紹介するのはこちら。
MUSTANG PASTE
¥3,388-(TAX in)
ホースオイルとは食用文化を持つ熊本産ならではの馬脂(馬刺専用の臭いのない脂)から生産された、希少な高級原料です。
動物性オイルの中では最も浸透力のある100%天然のホースオイルを、レザーメンテナンス用に特別精製を行い製品化されたマスタングペースト。
革の表面の艶出しやコーティングをする、従来ロウや石油ベースのものとは違い、革製品と同じ動物性オイルですので、皮革の維持に最も適した栄養分を与え、乾燥や水分などのダメージから守ります。
従来のミンクオイル以上の高い浸透力は、ハードなコードバン革であっても、油分を奧深くまで染み込ませ革内部へしっかり油分を補給します。
さらに、ペースト状にしたことで布に取っても滑らかに伸び、塗りムラの心配も無く扱いやすいです。
天然のホースオイルですので、革に優しいのはもちろん、人体に優しいナチュラル成分になっております。
マスタングペーストは、石油系オイルや有機溶剤などの化学製品を一切含んでおりませんので、革の変質や変色の心配がありません。
マスタングペーストはもともとスキンケアクリームの原料から作られているため、手で塗っていただいても肌が荒れたりとかもありません。
少量のBEE WAXを加えペースト状に仕上げたことにより、ローションタイプや液体タイプのオイルと比べ、程よく浸透し、ムラになりにくくなっております。
ペースト状態は革とウエスの摩擦熱(または手指の温度)により、すぐに液体状に変化します。ですので、非常に伸びが良く浸透性もしっかりあり、革の表面にダマになりにくくベトついた感じが少ないです。
マスタングペーストはレザーアイテムに特化したオイルで、扱えるレザーの種類も豊富です。
・牛(カーフ・ブル・バッファロー)
・馬(ホースハイド・コードバン)
・シープスキン
・ゴートスキン
・ディアスキン
基本的に動物革全般にお使いできる優れもの。
※スエードやヌバックなどの起毛革タイプやメタリック皮革、爬虫類革全般はご使用できません。
他にも、タンニン・クロム・混合なめしなど革仕上げを選ばずメンテができ、スムースレザー床革・底革・サドルレザー・ヌメ革(少量ずつつけていく)・オイルドレザー等の様々な加工革にお使いいただけます。
このクリーム1個で、通常のメンテナンスであれば、ジャケットで約20着分お使い頂けます。
少しの量でしっかり伸びて、浸透もしてくれるのでマスタングペースト1個で十分秋冬の準備ができますね。
使い方も、まず馬毛のブラシでブラッシングをしてホコリや汚れを落とします。
次に、汚れ落としでブラシで取れない汚れや古いクリームを除去していきます。
汚れ落としは、以前ご紹介した”ステインリムーバー”で大丈夫です。
汚れ落としが完了したら、すぐにクリームを塗らずに日陰で風通しの良い場所で乾かしてから、クリームを塗っていきます。
乾いたら、マスタングペーストを塗っていくのですが、1回に多く取りすぎて付けてしまうと、シミの原因になってしまうので、少しの量で何回かに分けて塗っていきます。
全体に塗り終わったらもう1度馬毛のブラシで余分なオイルを取りながら、全体に馴染ませてください。
ブラッシングまで終わりましたら、日陰で風通しの良い場所でしっかり乾かして終了になります。
マスタングペーストの詳細と使い方を書かせて頂きました。
これ1個で殆どのレザーアイテムはお手入れができます。
レザージャケットや革靴の季節が始まる前にしっかりメンテナンスをして秋冬シーズンを待つのも良いかもしれませんね。
マスタングペーストは店頭・WEBで販売しておりますので、是非お試し下さいませ。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも、参考になって頂けたら嬉しいです。
ご覧いただき有り難うございました。