まだまだ残暑も厳しく、
9月を迎えた今現在も半袖での生活が長く
着る服が非常に難しい時期ではありますが
残酷なことに時間の経過は非常に早く
今年も残すとこ4ヶ月を切りました〜！



改めて文に起こすとその速さを実感します。



そしてこの9月は秋冬シーズの商品が到着する季節でもあり
私自身もスタッフも非常にワクワクする時期でもあります。
おそらく全国のアパレル関係でお仕事をされている方も
一緒の境遇かなぁ〜と思っています。


最近でも各ブランドの新商品の入荷が多く、
全てを包み隠さずご紹介したい気持ちは山々なのですが、、、
膨大な時間がかかりそうなので割愛させていただきます。

その中でも今回特にオススメしたい商品！
題名でも取り上げていますが
力の眼でも抑えておきたい

”すごいぜ！？”

と言わんばかりの
新作シャツを東京に拠点を構える
ポストオーバーオールズよりピックしましたぁ〜★

その前に今一度”ポストオーバーオールズ”のおさらいをしていきましょう！

誕生は1993年
アメリカ合衆国ニューヨークにて誕生しました。

1993年の世界情勢とアメリカ情勢に関しましては
非常に悲しい歴史でもある、世界貿易センタービルで起きた
テロが最も有名です。

昨今のアメリカを対象に起きたテロでは

9.11
アメリカ同時多発テロが有名かと思われますが、
当時も世界が震撼する出来事でした。

日本国内に関しましてはJリーグが誕生したとしで
なんとなく華やかな印象を感じる一年でした。

話を都に戻し
現在もファッション業界での活躍は非常に煌びやかで
影響力のある日本人デザイナー

大淵毅氏

が立ち上げられたブランドです。

ルーツとなるのはヴィンテージワーク、
ミリタリー、アウトドアなどのワークウエアから派生した機能服。
古いアメリカン・ワークウエアのデザインをとてもリスペクトして作成されており、
日常的にヴィンテージワークウエアを着ることによって、
それらを特別かつ永遠たらしめるパターンやデザイン、
独特の生地使いの美しさなどに自然と慣れ親しんできました。


-ブランドコンセプト-
“ヴィンテージにインスパイアされながらヴィンテージに匹敵し、
秀逸なディテールや美しい縫製仕様を持つヴィンテージと合わせて着る事の出来る新しい服“

はブランド設立当初から現在でも変わっていません。
2019年より拠点を日本に移し東京都内で旗艦店をオープンし
現代でも幅広い年代からの支持が熱く人気を博している
国内屈指のドメスティックブランドです。

文を進めている私自身も非常に好んで着用するブランドで
その良さを皆様に発信できればなと思います。


では新作のシャツをご紹介していきます。

POST O’ALLS
E-Z NAVY
“Light Denim Indigo”
¥30,800-

Made in Japan

ー
まずは視覚的な印象を捉えると
非常にシンプルながら大人の余裕を感じるデザイン。
絶妙な光沢感を放つ国産デニム生地。
ライトオンスならではの風合いと柔らかさを持っており
汎用性の高さを感じることができます。

シルエットに関してはリラックスフィット。
また、ブランドを代表するデザイン
スクエアボトム・オープンカラーデザインが特徴の

“E-Z“系シャツ

こちらの左胸に、
デザイナーのお気に入りである、
1910年代頃のU.S.NAVY、CPOシャツに装備されていた、
ホームベース型ポケットを搭載した稀代のニューモデルです。

まずここでCPOシャツって？？

そう思われたかも少なくはないと思います。

ご説明させていただきます。笑

CPOシャツの歴史は非常に古く、
約１００年以上の歴史を持っています。
アメリカ海軍に採用されていたのが有名で、現代では
ファッショナブルに改良され、様々なシーンで登場する
ファッションに特化したミリタリーウェアとして人気を博しています。

語源は　
「Chief Petty Officer」


アメリカ海兵が甲板作業のときに着用していたウェアがオリジナルで
アメリカ海軍の下士官のことで、彼らに支給されたシャツ型アウター
またはジャケットとして活躍していました。

今作は厳選された国産デニム生地を使用しており、
非常に軽く、そして柔らかな風合いのライトデニムシャツに仕上がっています。

ご覧通り、やや濃く濃紺のような配合になっているインディゴ染料も
着込むほどに風合いの増していくデザインになっており
非常に上品な色落ちを楽しんでいただけます。

襟型に関してはやや広めのスプレットの設計で裏前盾の仕様が
当時の面影を残したディテールになっており
1910年にタイムスリップしたような感覚でファッションを
いつも以上に心置きなく楽しんでいただけます。

ボタンに関しては敢えてプラ素材を使用することで
これまたヴィンテージの風合いが増しており
男性が好きなガシガシ着用できる使用に。

パターンに関しましては、
ジャストでもゆったりめでもマッチするポストならではの
絶妙なシルエットで、ガバッと羽織って歴史を地でいく
ライトアウターとしても着用可能で、
ジャケットやアウターの下にミドルレイヤーとしても
やはり非常にバランスが良く、
ヴィンテージ感溢れる着こなしをお楽しみいただけます。

ブランドならではのパターンの素晴らしさや優れた縫製技術等、
細部への拘りを強く感じさせてくれ、
着る程に心地良い風合いや独特の雰囲気の良さも増してきます。
またポストオーバーオールズの特徴でもある

”レイヤード（組み合わせ）”

に関しても抜群の愛称を誇っており
これから迎える秋の季節には非常に多様化することが
結衣に想像でき、週末が待ち遠しくなる逸品です。



そして今まで散々とー力の眼ーで書いている

”90年代のリバイバル”

今回の商品も一概に逸れることなく
非常に今季のファッションシーン、そして
来季（2023SS）シーズンでも活躍する逸品です。

90年代はファッションが一番輝き
おしゃれをして街を歩く人々が輝き
街全体も活気あふれる輝きに満ちていた時代。
リバイバルブームと言われても、、、

SNSの普及とファッションシーンの固定化。
各々が”洋服を楽しむ”時代は悲しくも
20年前にはほぼ終焉を迎えており、
街ゆく人は同じような髪型、格好、アイテムを持ち合わせ
個性的とは真客で対局する正統派が
現代のトレンドを渦巻いていると肌感で感じます。

その中でもある撮影の日

非常に微笑ましく、神戸にもまだまだ
ファッションを楽しむ若者がいるんだなと、
たまたまピント合わせの際に撮れた一枚がありました。

シティーボーイと大きくまとめられるそれらのファッション。
ルーズフィットの洋服に身を包みながら
各々が好きな色を好きなように組み合わせ、
スニーカーもヴィンテージを取り入れて、
自分の金額的予算範囲内でできる最大の

”おしゃれ”

を楽しみ街を歩くその姿に
私自身、非常に胸を打たれ、感動し、明るい未来を同時に感じました。
同じ髪型でビッキビキのフェードを0からカチ込んだバーバースタイルも
とてもクールで素直に格好いいなと感じました。
その仲睦まじい四人組に思わず笑顔いなってしまいました。

90年代に謳歌したアメリカ村や南堀江をはじめとする
大阪のファッションシーンはとにかく派手。
その派手さの中にもメッセージ性と世界観を持った
ファッション猛者が街を練り歩く時代。

かたや、東京をはじめとする首都圏内では
チーマーをはじめとする色の使い分けと仲間意識。
決められた色の中でも孤影を発揮した形を持って
ヴィンテージのデニムパンツやジャケット
ミリタリーウェアを組み合わせる都会的な”裏原ファッション”

それぞれが格好良く、世界的にも
日本の若者のファッションに対する意識の高さを
知らしめた一時代でした。


「そんな楽しい時代に戻れたらいいのになぁ。」

と度々思うのですが、

戻ることができないのが現実です。
デロリアンは存在しないし、タイムリープだって
仮想の世界観に誕生した技であって、、

なら、
「当時のテンションのように楽しむのが一番！！

という解釈に至りました。笑



その中でも
私の友人でファッションを全力で楽しんでいる
IVYボーイをご紹介いたします。笑

庄子という青年ですが、
ファッションに関してはほとんど変態的な探究心と
大きな野心を持っており、大変尊敬できる友人です。
前職が一緒だったのもあり、
時間が合えば会ってご飯とかもする中でもあります。

彼は生粋のアイビーリーガー。
アメリカを愛し、服を愛し、仕事を愛する人間で
人望も非常に熱い人間です。
アイビーは非常に奥が深く、ルールも多く存在しますが
組み合わせは自由であり、その本質からスタイルは消してブレず、
彼ならではのアイビーを体現するファッショニスタです。

是非、インスタグラムを活用されている方には
見ていただきたいスタイリングが五万とありますので
ご覧になってください。

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庄子　晃功
メーカーズシャツ鎌倉　株式会社
丸の内　丸ビル店ストアマネージャー

鎌倉シャツHP
https://www.shirt.co.jp

Instagram
https://www.instagram.com/kamakurashirts/

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さて、今回も散々語ってきましたが、

「激ヤバ」です。笑

力の眼　坂本