10月に入り、秋らしくなったなぁ〜
なんて一切、思わせないような強い日差しと
突き刺すような暑さがいまだに残ってはいますが
もう、秋服と冬服の支度を始めなければ、、、

近年の秋冬ファッション
その中でもトラッドファッションのカテゴライズの中で
最も支持を集め人気を博しているブランドといえば
皆様、ご存知であろう「BARBOUR」でございます。

歴史は古くビクトリア王朝時の大英帝国。
蒸気機関で大変栄えたイギリスは産業革命に突入し、
世界の覇権は大英帝国が押さえるほどの勢いと圧倒的な国力。
様々な歴史的文献に掲載されていますし我々も
学生時代に世界史の授業でよく学んだものです。

創業地はイギリス中部に位置する
ニューカッスル地区東側の北海を望む港町サウスシールド
当時は漁業が盛んな港町として賑わっていました。
ー
ニューカッスルと聞けば
余談ではありますが、あのイングランドの英雄。

イングランドプレミアリーグで、歴代最高得点記録を持つ
アラン・シアラーがかつて在籍した
ニューカッスルユナイテッドがあります。
最近では、この夏のマーケットで
ヴィッセル神戸に加入した武藤嘉紀選手も在籍してたチームとしても
日本国内では知られているかと、、、
あの白黒のユニフォームに幼少期の私は憧れ、よくボール蹴ったものです。
ー
話を戻します。
そしてイギリスは産業革命に入り
サウス・シールドは徐々に重工業や造船業の工場が増加し
多くの労働者が集まり、また大きな繁栄を築きました。
北海に面する土地ならではの不安定な気候は労働者にとっては
甚だ過酷であり生産能力も効率もなかなか上がらず、、
その時に一人の男が動きます。

「ジョン・バブアー」

この男こそバブアーの父であり
ここから続く半永久的なムーブメントの原型が形成されました。

高品質のワックスドコットンは
純綿に油脂をコーティングする特殊加工を用いて、
自然素材だからある肌触りと着心地、そして風合いを保ちつつ、
高い撥水性と通気性を兼ね備えたものとして人気に。
皆様ご存知の通りかと思いますが、

1974年にエジンバラ公
1982年はエリザベス女王
そして1987年にはチャールズ皇太子より

ロイヤルワラント”英国皇室御用達ブランド”を授かり
その知名度とクオリティを世界に大きく広げました。
高級なエジプト綿をオイルとワックスで
処理をした特殊な生地を使ったジャケット。
クラシックなものは通気性、防水性、保温性を兼ね備えています。

今回はまず先程の画像に登場した
ビューフォートジャケットとスペイジャケットをご紹介。

1983年にフィールドジャケットとして登場した
-ビューフォートジャケット-
今現在では定番のビデイルジャケットと並ぶ
マスターピース的存在になっており、This is BARBOURと
呼ぶにふさわしいジャケットであります。

別名”ハンティングジャケット”とも言われますが、
後ろ身頃には仕留めた獲物を保管する際に
使われるGame Pocket(ゲームポケット)や
機能的に優れたラグランスリーブ仕様、
袖口に関しては捲りやすい設計のスナップボタン式を採用。
着丈に関しましては、お尻が隠れる程度のやや長めの設定にしてあります。

続いてスペイジャケットのご紹介を。

見た目からして従来のバブアーシリーズとは大きく異なったデザインで
ショート丈で大襟のデザインがこの商品のアイコニックな部分となっています。
前身頃の腹部には大きなフラップポケットが２箇所に搭載し
シンプルながらも大容量を誇ります。

もともと存在してたフライフィッシング用のジャケットを
現代的かつ都会的なファッションのエッセンスを加えて誕生したのも
有名な話の一つであります。

右の胸部についているD環も当時の面影を残す上では

大きな役割を果たしえおり
無骨ながらも個性の光るコーディネートが
お楽しみいただける逸品でございます。

ユニセックスでの着用ももちろん可能です。
最近では、おおよそ男性よりも女性の方が
スペイジャケットを好んで着用されてるのではないかと
私の思う感覚的な部分ではありますが思います。

今年もきっとファションシーンを賑わすバブアー。
あなたのお好みにあったあなただけの1着を是非探してはみませんか？

ぜひ、ご覧ください。

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