「世界のスポーツシーンを牽引する兄弟の逸品。」
NIKEやUMBROにKAPPAなど
他にもReebokやasicsにMizuno
世界中にはその土地に根付いたスポーツブランドが存在します。
またアプローチする競技に特化したブランドも確かに存在し
世界中に人々のニーズにあった商品展開で
多くのスポーツ愛好家たちに支持されています。
その中に、ファッションにおいても支持されるブランドも存在しており
例えば昨今であればSalomonやOnなどアウトドアに精通するブランドが
非常に人気を集めており、クールな印象と機能美に優れた商品展開で
様々なアイテムを世に送り出しています。
その中でも、世界中で人気を集める”3本線”がブランドロゴになっている
世界最高峰のスポーツブランドが、、、
そう!adidas社
実は4つのロゴが存在し、ロゴごとにコンセプトも多少異なります。
なので、ざっくりご説明していきます◎
No,1
<パフォーマンスロゴ>
こちらのロゴは1991年に登場。
競技用のウェアなど高機能商品に使用されています。
このロゴマークは定番の3本線とともに、”未来に向けて新たな挑戦”を意味しており、
まさしくアスリート向けのロゴマークと言えます。
(皆様が大好きな”呂比須ワグナー”と柏レイソル監督”井原さん”の熱いハイタッチです。)
サッカー日本代表のユニフォームをはじめ、
様々なスポーツユニフォームでよく見られるロゴです。
No,2
<グローブロゴ>
こちらのグローブロゴは、2002年に登場!
10代~20代の若者向けに作られたもので、
”カジュアルやライフスタイルを提案する”アイテムに使用されています。
単なるスポーツアイテムとしてではなく、「おしゃれ・かっこいい」など、
ファッション系のアイテムは今後も多くなると思うので、
目にする機会も増えていきそうですね。
No,3
<トレフォイルロゴ>
3つ葉で構成されていいる最も有名なマーク。
1972年から使われており表彰式などで使われる月桂樹の冠がモチーフ。
1995年までadidas社の正式なロゴとして使用されていました。
現在は、ファッションラインなどのクラシックラインの位置づけで多く使用されており
スニーカーをはじめトラックジャケットなど、
様々なシーンで活用されているアイコニックなロゴと言えます。
No,4
<リニアロゴ>
リニアロゴは、adidasの文字のみでシンプルなロゴです。
このロゴが生みの親みたいな位置付けであり、
他3つのロゴがこのリニアロゴの配下にあるようなイメージでしょうか。
そんなアディダス社ですが
ドイツ生まれのある兄弟によって誕生し喧嘩別れの後、
創業者アドルフ・ダスラーが作り上げたブランドであることは
このブログをはじめ、様々な場面で幾度となく私自身も申し上げてきました。
因みに兄弟ブランドがPUMAです。
近年徐々にその人気を拡大しておりサッカーブラジル代表の”ネイマール選手”が
スポンサー締結したのも大きな話題となりました。
ー
さて、今回は特に”ファッションシーン”において
近年稀に見る盛り上がりを見せるブランド”adidas”の中でも
特に熱狂的な人気を見せつけるクラシックスニーカーがようやく到着いたしました!
adidas originals
SAMBA OG
・Black+White
https://www.tigersbro-online.com/product/16723
・White+Black
https://www.tigersbro-online.com/product/16724
¥15,400- (in tax)
この”サンバ”というモデル名のルーツは、
<遡ること73年前の1950年>
サッカーの世界大会FIFA ワールドカップが『サッカー王国ブラジル』での開催となった年で
開催国のカナリア軍団ブラジルが優勝決定戦で強豪ウルグアイ相手に敗戦し
ウルグアイが2度目の世界一に輝いた大会
<※当時はトーナメント形式ではなくリーグ戦で勝敗を決めていました!>
その1950年にサッカーシューズとしてアディダス社は
開催国ブラジルの伝統的な祭り”サンバ”に敬意を払いネーミング
その後は数々のスタープレイヤーたちが着用し人気を獲得。
様々なリバイバルブームを経て2023年の今でも確固たる人気を獲得しています。
特に1990年代後半から2000年前半にかけての熱狂ぶりは
昨年2022のSSシーズンに登場した時にもまして非常に人気が高く、
2002年の日韓開催のW杯の影響もあり爆発的にヒット。
また世界的な人気アーティストがこぞって着用した要因もあり
スポーツとファッションと文化の融合によって
新たなファッションムーブメントも誕生しました。
特にブリットポップを象徴するoasisのギャラガー兄弟が着用したり
レゲエの神ボブ・マーリーが着用したりと
多くのリバイバルコレクションや限定のカプセルコレクションも
世界中で様々な価値で発売されています。
Bob Marley
Liam Gallagher
さてそんな”サンバ”ですが、
ガムソールを搭載することで誕生する抜群のグリップ力
アッパーに搭載されたしやかなレザーならではの
足全体を包み込む極上の履き心地がやみつきになる一品ですが
何でそこまで人気なん???
ってことなんですよ。笑
サッカーのみならず様々なスポーツに精通するものづくりを行い
独自の世界観とコンセプトを発信し続け
半世紀を超えた今でも根強い人気を獲得するadidasですが、
人気に火がつき始めたのは、1952年のヘルシンキ五輪
この大会で当時分割統治されていた”西ドイツ代表選手”がadidas社の靴を着用し
オリンピックに参加したことにより世界に知れ渡るようになりました。
創業者アドルフ・ダスラーの経営的な”先見の明”と”緻密な経営戦略”が実り
この大会以降、西ドイツ→ドイツのオリンピアやスポーツチームに
競技用のアイテムを供給し続けています。
サンバは先ほども述べたように1950年に誕生したモデル。
人気に拍車をかけたヘルシンキ五輪以前に誕生したモデルといこともあり
もちろんadidas最古のモデルでありまさに”最強の定番”
スポーツ以外のシーンにおいても非常にファッショナブルなデザインが評価を得て
著名人もこぞって着用したことで、
マルチに活躍するスニーカーのイメージが定着し現代でも大きな支持を得ています。
その構造は
(1)”ノーマーキングのラバーアウトソール”
こちらが特殊な構造と機能を兼ね揃えています。
もともと冬場のフットボールシューズとして開発されたSAMBAは、
凍って固くなり滑りやすくなったフィールドでも
最大限のパフォーマンスを発揮できるようにとアウトソールに3つの吸盤を搭載し、
体重がかかったタイミングで穴の中の空気が逃げることによって真空状態に。
滑りやすい地面をしっかりキャッチし、
凍った地面でも確実に滑りを防止するという機能を持った逸品です。
この吸盤ソールは、年々アップデートされながらも、
その後に冬樹する様々な”アディダスシューズ”にも反映されています。
足跡が付かないノンマーキングデザインで、
インドアコートでも床にラバー跡が残らないのも魅力のひとつと言えます。
次に非常にしなやかながらも屈強な強度を誇るアッパー部分。
(2)”耐久性と機能性に優れたフルグレインレザーとスウェード素材の採用”
アディダスオリジナルスが展開するクラシックスニーカーでは
もうお馴染みになっているレザーを使用したスニーカー
サンバに関しても同様に、拘り抜かれたレザーを使用しています。
数々のアップデートを遂げてきた今作ですが、
現在の定番モデルはアッパーにフルグレインレザーを採用。
フルグレインレザーは、”革の一番外側の革”加工を施さない
「ナチュラルなレザーのこと」を指します。
そのため、レザー本来の質感が楽しむことができ、まさに”育てる”一足。
White + Black
Black + White
画像の通り、先端部分に配されたT字のスウェード素材のレザーに関しても、
絶妙な色の濃淡が誕生し見た目からもエッジの効いたディテールが魅力ひとつ。
柔らかい履き心地と耐久性でその汎用性は際立ち、普段のコーデにも使いやすい
まさにマルチにかつやくする仕上がりとなっています。
上記の2点が主に注目すべきディテールになっており、
サンバを語る上では非常に重要な機能を担う部分となっています。
現代のファッションシーンのテンションと
サンバが持つポテンシャルが見事なまでに合致し
足元から流行を牽引するクラシックスニーカーですが
履くたびにます風合いや上質なレザーだからこそなし得る
”ごく自然な経年変化”がユーザーの心を惹きつけ、
その魅力を再確認することができます。
ー
「アディダスのスニーカーは幅が狭い!」
サイズ感に関しては大きめではなく
必ず自分の足形に変化するように設計されているので
なるだけ自分自身がずっと選び続けているサイズ感を信じ
革靴と同様に「馴染ませる」作業を行いながら、
サンバを履いていただくことをお勧めします◎
最初にして最高の一足”SAMBA”
大人気商品ですので、ぜひ駆け込み乗車でお願いします。