「自転車にはロマンと青春を同時に感じることができる。」

最近特に思うんです。「自転車って最高よねっ」て。


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いつの間にか酷暑と言われる真夏のピークは過ぎ去り、
残暑はあるものの、気温も落ち着き夜に限っては非常に過ごしやすく
日中は日差しは厳しいものの、肌をかすめる風の温度は
秋を感じる非常に心地の良い気候になってきました。

私の住んでいる街は非常に海との距離感が近い街で
地域に住む多くの方は浜辺でランニングやピクニックを楽しんで
ほのぼのとゆっくりな空気が休日のいつもの風景です。

そんな景色を眺めながら愛車に乗って様々な場所に行くのですが、
自転車を乗るときに自然と伸びる洋服はグラミチです。
特に「グラミチを穿いて自転車を乗る！」という意気込みはないのですが、、、笑

なぜか気づいたらグラミチのパンツを穿いてゆったりとしたトップス
そして足元は動きやすくグリップも強いスニーカーを選ぶ。
この組み合わせが定番というか僕の中のスタンダードになっています。

そこで、私と同じようにグラミチで自転車を乗る人はいるのかな？と気になり
検索エンジンでネットサーフィンしてみると、、
特集記事まで組み込まれるほどグラミチ×自転車は浸透していました！！
そんな結果を踏まえ嬉しくなり今回は

力の眼　自転車とグラミチ編！

こちらを進めていきます〜◎


まずグラミチはもう皆さん、ご存知どころか
このブログをご拝読いただいている顧客様にとっては「坂本、またグラミチ。」
ってな感じでお思いかと思いますが。。。笑

グラミチはアメリカの伝説的クライマーの手によって手掛けられた
クライミングパンツブランドとして人気を獲得し、
90年代に東京原宿に上陸して間もなく空前のブームが到来し、
それ以降はアウトドアやストリートカルチャーも汲んだデザインで
性別や年代を関係なくヒットを飛ばし続けるブランドです。

現代でも形を変えることなく、ちょっとの味付けを施しながら
時代に寄り添い人気を獲得しています。
10年ほど前に”ノームコアスタイル”が流行した際には”NN -PANTS“をリリース。
細身でスタイリッシュなクライミングパンツは、
ファッション＋アウトドアのテイストミックス仕様で爆発的ヒット！

現代ではガジェットパンツをはじめ太めのテーパードシルエットが主流となっており
当店でもデニム・リッジパンツをリリースした際は本当に大きな反響となり
デザインごとに異なったポケットの容量や位置、そしてそのデザインも唸るもので
毎シーズンの新作は非常に心が躍るものです。



そして、今回の推しは < Gramicci Pant >

言わずもがなのアイテムでグラミチ誕生から変わらないディテールで愛される一本。
そんなグラミチパンツは何がすごいのか？？？
世界中のアイテムの説明では、

「生地やデザインに拘って作成してここがすごくいい。」
「ありそうでないものを作って他には真似できないアイテムだからいい。」

といった具合に様々なポイントがあります。
もちろん私自身、生地やデザインにシルエットなど好みがあり
その自分の好みに従って服を選び、靴を選ぶわけですが
このグラミチパンツに関しては、


『めっっっっっっちゃくちゃ、楽やん！！！！！！』


この感想が一番に感じました。

何がそんなに”楽”で機能的なのかはデザインに隠されています。
まずは股上部分のディーテルですが、ガゼットクロッチと呼ばれる技術が施され、
クライミングの時に必要な”開脚”を一番に考えられたデザインとなっており
180度の開脚が可能になります。そのため足の自由が誕生し
アウトドアシーンや運動を行うのに適したデザインとなっています。

例えば、デニムパンツやチノパンなどのファッションウェアには
このディテールは存在せず、体を動かすときに股に突っ張る感じがあると思いますが
それらが全くない状態と言えます。
自転車を漕ぐ際にも乗る際にも股関節の可動域は非常に重要な部分であり
スムーズな回転を促すことができます。

そしてシルエットに関しては細すぎず太すぎない綺麗なテーパードシルエットで
都会的なファッションにもすんなり馴染むデザインとなっています。
なので、Gジャンや様々なジャケットとも非常に相性が良くそれでいながら
機能的でノーストレスなパンツとなれば”最強パンツ”といっても過言ではありません。

そして極め付けは着脱が非常に簡易的なところもポイントの一つ！
あえて簡素化されたウエスト周りのディテールですが、
ウエストを調整する際に活躍する”ベルト”がデフォルトで搭載されています。

特徴的なバックルデザインは機能と強度を備えており、特に”固定する”際の威力は圧巻。
グラミチにのみならず多くのクライミングブランドやアウトドブランドにも採用されており

”片手だけで容易にワンタッチ着脱ができたり、
バンドの剣先を横に引っ張ってウエストを締めるor緩めるのサイズ調整を可能”

この技術はグラミチが開発したものであり、いまではブランドの枠を越えて
アクティブシーン向けのパンツに広く採用されているほど
影響力があるデザインとなっています。

そしてアメリカ発のグラミチは環境配慮の精神をもちろん忘れていません。
素材にはアメリカのコットンベルトと呼ばれる沿岸部分の温暖な気候で栽培される
上質なオーガニックコットンのみを使用し、自然との共生を考え
至ってオーガニックなアイテム展開を現代は特に強化しています。

大量生産時代とはまた違う角度から商品を見直すことで
アイテムが持つ意味とメッセージを感じることができます。
そして何よりもアイテムの持つ強度が非常に高いため、長年愛用できる。
そして共に時間を過ごし育てることができるアイテムであり、
国内でも最近多く取り上げられSDGs（持続可能な開発目標）の精神も持つ
極めてベーシックで現代的なウェアブランドがグラミチです。

長年愛用できるロングライフウェア選びはファストファッションが蔓延した
2000〜2010年代とは真逆の提案であり、現代で最も重要な呼びかけの一つです。
また、昨今は非常に高機能ウェアが人気になっている影響もあり、
特に注目集めているブランドです。

そんなブランドでもあるグラミチ、そして自転車。

豊かなライフスタイルを形成していく上で、
人生を満喫できるツールの組み合わせではないかと僕は思います！



自転車に関してお話をすると、
山岳やオフロードを縦横無尽に走りる”ロード”
そしてフリースタイルと呼ばるスケートボードにも似たスタンスで
傾斜を使って飛んだり様々な”技”で競技を競う２種類が存在するBMX
このBMXに関しては爽快感とスリル感・そして圧倒的な格好良さが魅力です。
多くのライダーが大きめのシャツやアウター、Tシャツに身を包み
格好いい服装とマシンのバランスは心を惹きつけられ憧れの存在に、、、

一方自転車を漕ぐスピードに特化したロードレースにおいては、
サッカーW杯・オリンピックと同等の扱いで、人気と価値のある大会
“ツール・ド・フランス”が毎年開催され3300kmの道のりを８チーム編成で競う
スピード・テクニック・そしてドラマが誕生する大会があります。
※ツール・ド・フランスは（フランス一周との意味）

因みに今年のツールは最強軍団ユンボの作戦と駆け引き、そして圧倒的な強さ、
特に超級山岳が続いた中盤戦での粘り強さが光ったヴィンゲゴー。
そして現代の絶対王者ポガチャル（UAEエミレーツ）に対して
合計約2分ほどの差をつけて勝利。感動的な幕引きに心酔しました。笑

自転車の活躍の場は人によりけり。
生活を営む上で欠かせない存在で、主要交通手段として活躍する場面も多く、
その代表的な風景といえば中国の自転車大移動ではないでしょうか。

高機能で長持ちしながら格好よく、豊かなライフスタイルを形成するに
もっとも適したデザインで人気を獲得するグラミチ。
心の底からオススメでき、そして大好きなブランドです。
ぜひ、ご覧ください！！

坂本