皆様いかがお過ごしでしょうか?
花隈公園の桜も満開で
お花見シーズン真っ只中の最近ですね♫
さて本日は、
昨日、フリスコ店でお取り扱いがございます
Brother Bridge様のご好意で
革工場の方にお邪魔してきました〜!
お邪魔したのは
兵庫県姫路市に拠点を構える
株式会社 金梅(かなうめ)様
HP
https://kanaume.jp
というのも、兵庫県姫路市の高木地区は
国内でも有数の鞣し革製品の精製地で、
古くから良質な鞣し革を作り続け、太閤秀吉様にも
江戸時代、献上されたお話も残るほど
伝統と確かなクオリティを持った姫路の革文化。
まず入り口には、鞣しと染色が完了し
自然の風で乾燥させている革が圧巻の量でお出迎え◎
大迫力というか、革製品の原点を
早くも感じ終始興奮状態の始まりでした!!
なぜ高木地区は革の生産地として有名なのか?
高木地区のすぐそばを流れる
二級河川”市川”に理由があります。
市川の上流には
かつて繁栄し日本の工業繁栄を支えた”生野銀山”
この自然にも恵まれた環境が、
国内随一の革の生産地になったもっともな理由かもしれません。
まず、革の品質を左右するものって???
それが土地の水質と気候です。
国内皮革産業発祥の地とも呼ばれ、
白鞣し革を生産する花田町高木地区には先ほども説明した、
市川が流れています。
この市川は革の鞣しに適した水位の低い川で、
水洗いをする際に活躍するバクテリアの動きが活発になる環境が揃っています。
また、水はとても澄んでいて、
革の耐久性に好影響を与える鉱物も豊富に含んでいます。
この鉱物こそが生野銀山を流れる市川に含まれる成分の配合が絶妙で
姫路の皮鞣し産業が発達しました。
また姫路市は年間を通して雨天が少なく、
革を乾燥させる天日干しに適した土地でもあります。
当日も非常にスッキリとした好天で
心地よい風が工場や街を包み込んでいました。
桜も綺麗でしたよぉ〜◎
革づくりに最適な川と天日干しができる安定した気候と広い土地。
これらすべてが揃っているのがここ高木地区なのです。
工場の中は圧巻、、、、、、、
非現実的な空間で息をのみ
皆の口数はもう少なく
その空間を各々好きな楽しみ方で見てまわりました。
鞣しの作業において最も重要なのは水。
一回で使用する水量も圧巻でした、、、、、、、
今回の工場見学の模様は
後日、詳しくトラチュ〜ブでも配信いたします!
ぜひ見ていただければと思います!!
坂本