夏の定番商品として登場当初から人気を誇るカジュアルウェアのポロシャツ。
ポロシャツが登場するまでの長い歴史において
平織りやオックスフォード生地のシャツが主流であり、
いわゆるドレスシャツを着用し気温の上昇とともに袖をまくり
体温の調整をおこなう。もしくはリネン素材を使用した
清涼感たっぷりのリネンシャツが非常に人気でリゾートなどでは
もっぱら好んで着用されていました。
ポロシャツ自体の歴史は衣服全体で考えるとまだまだ浅く、
近代文明の発達と共に現代人に密接した関係で現代も人気を獲得しています。
誕生は1927年。
テニスウェアとして開発され当時では画期的な素材、鹿の子を使用することで、
伸縮性に優れ通気性にも優れた新たな簡易的なシャツとして登場。
抜群の着心地とカジュアルすぎないデザインは多くのプレイヤーの心をつかみ
皆がこぞって着用するほどの爆発的人気に。
現代でも多くのテニスプレイヤーのユニフォームはポロシャツで
オリンピックでもウィンブルドンでも愛用され
非常にポピュラーなスポーツウェアとして現在でも多く着用されています。
そんなラコステですが、
創業者のルネ・ラコステ氏もグランドスラムで見事に勝利を飾り、
世界一のテニスプレイヤーとして伝説的な人物として大きな影響力を残しています。
テニスプレイヤーが何故ワニのロゴなん?
↓
ルネ・ラコステは1923年のデビスカップ・チームとボストンへ移動中、ワニ革のスーツケースに出会いました。「ルネ、君が試合に勝ったら、そのワニ革のスーツケースを買ってあげよう」。コーチのアラン・ムールが発したジョークは、近くにいたボストン・イブニング・トランスクリプトの記者によって広められ、ここからルネは「ワニ」と称されるようになりました。そしてこの出来事をきっかけに、「ワニ」がブランドの象徴となりました。
参照 LACOSTE HP
非常にユニークな誕生秘話を持つラコステですが、このワニこそ世界的なアイコンとなり
世界中で認知されるデザインで愛されているのは勿論のこと。
今作は日本流通品とは異なる”フランス流通品”となっているため、
非常にオーセンティックであり当時の表情を色濃く残す往年の定番アイテムです
登場から96年の時を経て生地の改良や若干のパターン調整はあったものの
大きな変更点はなくそのままであり続ける不朽の名作です。
まず素材に着目してみると、凹凸がはっきりとした素材を使用。
コットンを使用し繊維組織の組み立てを複雑ながらも立体的に編み立てられている
鹿の子(通称:ピケ)素材を使用しています。
形状記憶までは行かずとも、シワになりくい組織形状にためアイロンもほぼ無用で
実用的な機能を持っており伸縮性にも優れているためストレスフリーで
表面に現れる凹凸が独特な光沢を生み、適度な高級感と大人な雰囲気を演出します。
また何と言っても速乾性と吸水・湿度の発散にも抜群の機能を発揮し、
お洗濯の乾き、汗の撥水などありとあらゆる部分で力を発揮します。
こららの機能も人気を生んだ理由といえます。
高いポテンシャルと抜群の機能を持ったポロシャツ。
異常気象の兆候がいよいよ顕著に見え始めた現代の夏に、十分な働きと
安心かをもたらす逸品であるとこは間違いがなく、
コーディネートに関しても至ってベーシックに組み合わせるのが王道で、
無駄な味付けの必要はありません。
現代ではルーズフィット始めリラックスした着用がトレンドを席巻していますが、
ラコステを含むオーセンティックなポロに関しては正統派で。
クルーネックが主流となり、より加速するカジュアルシーン。
ポロを用いて、少し上品なカジュアルを楽しむことができる大人の余裕は、
格好の良さと同時に色気を演出します。
フランスが生んだ名作をぜひ試してみてはいかがでしょうか?
L1212 Classic Pique Polo Shirt S/S
Ash green + Pecan
¥19,800- (in tax)
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