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2023.11.17 STAFF DIARY








「このスニーカーが絶対に欲しい!」






と母親にねだって買ってもらってから20年以上が経ちました。

クソ貧乏な家庭だったため当時¥2,500円のスニーカーは
非常に高価なプレゼントでしたので
むちゃくちゃ大きいのサイズを買ってもらい、
中学3年生までムッチャクチャに履きこみました。


例えば



”赤”色の洋服
”赤”色の車
”赤”色の電車
”赤”色のマグカップ
“赤”色のスニーカー



人々の生活の中で必ず存在する色が”赤”


私自身、初めて「赤色」について意識を働かせたのは小学生の時です。
現代においては考え方が大きく変わり”ジェンダーレスや創造の自由”の影響で
多くの小学生は、自分の好きな色のランドセルを背負って登校しています。

しかし私を含め、この記事を読んでらっしゃる多くの方々が小学生だった頃

男子=黒(お下がりのボロッボロ)
女子=赤(ピッカピカの赤)

このような感じでピカピカの一年生を迎えたはずです。

この時、「なんで女は赤なんやろう?」と
私の米粒程度の脳ミソが反応したのを覚えています。

また、私の通っていた小学校は市内でも有数の
超が着く優良な小学校(真逆の意味)でしたので、
年上の人たちが”たまに”背負って学校に来る
そのランドセルのボロボロ加減に見とれていた時、

パッキンの6年生(男子)が赤のランドセルを背負って登校。
もちろん状態はボロッボロです。
それを見て稲妻の如く「赤って格好ええや〜ん!!」と感銘。
そこから僕自身は”赤”に惹きこまれていきました。

もちろん男子が背負う”ボロッボロの黒”に関しては、
硬派で渋い印象を持っていましたし、正直憧れていた時期もありました。
お下がりの子達は”恥ずかしい”と言っていましたが、
佇まいはそれらを超越し『なんか大人っぽくて格好いい!』と言う
不可逆の付加価値もプラスされ、知らず知らずに積み上げた
その時間の年輪が浮き彫りとなって人生初の”経年変化”と言う
楽しみを今思い返すと初めて感じた時間でもありました。

私は非常に珍しいmiki houseのオリーブナイロン(コーデュラ)素材の
ランドセルを使用していたので目立っていました。笑


さて、表題の”赤”ですが今季も当店では様々な”赤”をご用意しております。
なので今回は<赤特集>を敢行しようと思いますので
どうぞご拝読いただければ幸いです。


vol,1

それではまず1作品目ですが、
アメカジの代名詞でもあり、非常に人気の高いこの”赤”
また、最初の文で紹介したアイテムであり、
幼いながらも初めて”自分の意思”で「これが欲しい!」と母親にねだった”赤”
それが、当時¥2,500円程で販売されていた
コンバースのハイカットスニーカーでした。


そんなコンバースの”赤”が今回CONVERSE JPとしてリリースです。


昨今のコンバース市場では、日本国内では流通していないCT70の存在が大きく
そのほか”中毒性のあるはき心地”がコンセプトのハイライン”Addict”など
コンバースだけでも非常に多くの種類が存在しますが、

今作は日本規格ということもあり日本人の足型
そして極上のクッション製を持ったスニーカーで
定番ながらも、非常に使い勝手の良い商品となっております。

アッパーには上質な風合いを感じる”赤”の国産キャンバス素材を採用。
この赤は日本国旗にも採用されている”紅色”に近い赤になっているため
奥深い雰囲気と非常に落ちた雰囲気を感じることができます。


また生成りベースのコットンシューレースや、
ヴィンテージ感のあるこちらも生成りカラーのソールサイドのフォクシングテープ、
ソールの構造に関しては”ヴァルカナイズ製法”を採用しており
屈曲性や耐久性を十分に感じていただけ、
抜群の履き心地が大変魅力的な一足となっております。

僕自身も非常に懐かしさを感じているアイテムですが、
アメカジ好きの方やヴィンテージファッションをお好みの方なら
足元の遊び心は非常に重要な部分。

この”赤”と共に様々な場所へ行ってただければと思います。


vol,2

次に紹介するのは古き良き時代の香りを感じる
ジャケットの”赤”をご紹介いたします。


今年誕生したL,L,Bean Japan Edition
定番商品として展開しているラヴェル・マイクロフリースジャケット
こちらの”赤”です。

L,L Bean往年のヴィンテージアイテムからディテールを踏襲しつつ
現代のフィルターに通して作成されるプロダクツは
圧巻の機能美と都会的な表情が交差する絶妙なデザインとなっており
都心部や大手ファッションショップのみならず
我々のような”郊外”のお店でも圧巻の存在感を放つ
古き良き時代の匂いを感じるラインナップが魅力的な逸品です。

表地は高密度のナイロンクロス生地を使用しており
撥水性と防風性に優れており
裏地はマイクロフリースを搭載することにより
抜群の保温力を誇り常時”暖かい”ジャケットになっております。

また圧倒的に軽量化されたデザインも魅力的で
アクティブなシーン。例えば自転車やキャンプなど
身体を動かすシーンでも幅広く活躍する逸品です。

ジーンズを主体にコーディネートを組む際
赤いジャケットはまさに”アメリカン”な雰囲気を楽しんでいただける
この秋に活躍する”マストアイテム”になり得ます。

古き良きアメリカのアウトドアシーンを牽引し続ける老舗ならではの
雰囲気を持ちつつ都会的な雰囲気を持った逸品。
この”赤”も見逃すことのできないウインターギアです。

vol,3

最後は2作とは風合いが異なる”赤”をご紹介致します。

スニーカー・ジャケットを紹介してきましたが
今回はトップス、その中でも今時期にぴったりな
”赤”の国産スウェットシャツについてお話しをしていきます。


独特な風合いを感じるフェード加減が絶妙のクルースウェット。
東京を拠点に、様々なアメリカ製品の卸業を営みながら
1997年、自社ブランドとして誕生したGood On (グッドオン)

その初代ラインナップにあった”赤”が満を辞して復刻。
近年、凄まじく人気を集めるカットソーブランドのグッドオンですが
最も特徴的なのは熟年の職人によって生み出される
”ピグメント染め”の技法
この技法によってGood Onにしか出しえない風合いが誕生します。

一見古着にも見える表情を持っていますが、
古着とも言えない絶妙な均衡を保った表情はまさに唯一無二。
この赤も同様に”他にはない赤”を体現しており
日本のファッションシーンが一番活気付いていた1990年代の
匂いや空気感を含めた”裏原カルチャー”を表現。

またこちらも圧巻の強度を誇るコットンスウェット。
他のお洋服の倍以上の強度を誇るため5年以上はゆうに着用し続けられます。
また、奥様にはありがたい極度乾燥納品になっているため
製品すべてが完全に縮み上がった状態になっています。

なので、何の気兼ねもなく
乾燥機にブチ込んでいただいて結構な商品です。

ガシガシ着用して自分の形に仕上げていく
いわば”ジーンズ”のような変化を楽しめるスウェット。
この”赤”に関しても注目していただきたい一品となってます。

さて今回は様々な”赤”をご紹介してきましたが
いかがでしたでしょうか?

”赤”にはエネルギッシュな力が宿り
また目を惹く色味もあり派手な印象を受けます。
音楽の世界ではマヒトゥーザ・ピーポーさん


私自身も非常に好きなアーティストの一人であり、
「歩く文化」という風にマヒトさんのことを勝手に解釈しています。

・生きるということ
・やめるということ
・営みを続けること

あらゆる事象に対して一直線に全感覚で挑み続けるその様は
まさしく炎のような勢いと勇ましさを感じます。



そして我々が生業にしている”ファッション”においても
重要な役割を果たしてくれる”赤”は名バイプレイヤーだと思っています。

クリスマスカラーであったりバレンタインなど
心がぽかぽかする、または気分が高揚するイベントの際には
必ず”赤”の広告が街を彩り幻想的な風景を生み出します。

今年の冬は暖かい暖色の”赤”を着て・履いて
大切な方との特別な時間を過ごしてみませんか?



ぜひ、お好きな”赤”を。


坂本














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