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待望の再入荷!!-RED WING- 2023.07.26 SHOP DIARY



日本のファッション史において、最も活気があり

個性を持って大繁栄の一時代を築き、現代にも大きな影響をもたらす時代は

1990年代の10年間であると感じます。

空前のヴィンテージブームに始まり、アウトドアミックスなど

アメリカモノを中心に若者たちは洋服に逆上せそして愛しその価値を確かめるべく

各々の感性の赴くままに街に繰り出しては新たな発見が生まれる。

非常に刺激的な10年間が確かに存在しました。



そんな10年間を象徴するファッションスタイルは

主に”アメリカンカジュアル”通称”アメカジ”です。

古き良きアメリカの雰囲気を感じながら日本人ならではの感性で確立されたファッションで

いまでは細かく細分化されるほど大きく枝分かれになっています。

2年前に関してもヴィンテージデニムアイテム人気が再沸騰し、

原宿の老舗ヴィンテージショップのベルベルジンやサンタモニカを始め、

新時代のデニムマニアが増殖し90年代を彷彿させるトレンドが世の中を席巻し

現在では韓国にムーブメントが上陸し日本のZ世代達を刺激しています。

ベルベルジン 原宿店

サンタモニカ 表参道店 (閉店)



残念ながらサンタモニカは今年の6月に惜しまれながら長い歴史に幕を下ろしましたが、

その伝統は今だに色濃く残り現在においても大きな影響を色濃く残しています。

さて、そんな90年代のファッションです、一世風靡したブランドといえば

アメリカが生んだワークブーツブランド”RED WING”です。

当時の若者はティンバーランドかダナーかレッドウイングに憧れを持ち

皆がこぞって着用していました。

特にレッドウイングは当時の大物インフルエンサーがこぞって紹介し

芸能人も多く着用していたのもあり爆発的な人気に。

その伝説的であり永遠の定番ともいわれるアイテムがモックブーツ”8875″



レッドウイングが提案する”赤”は唯一無二存在感を放ち、

その汎用性の高さとエイジングの過程において表情の変わる様が

多くのファンの心を掴み現代でも人気を誇っています。

レッドウイングを買うならまずは8875がいい。

レッドウイングを取り扱っているお店のスタッフなら絶対に提案するとおもいます。

ではなぜここまでの人気品番になったのか。。。



元はハンティングブーツとして生成されていたモックブーツ。

つま先に空間を持たせる形状になっているため適当なスキマが生まれ、

極上の履き心地を生み出します。

また、往年のハンティングブーツは非常に背丈が長く、

足首から上を固定し着用されていましたが、よりファッショナブルに改良され

高さは6インチに設定されています。

適度なホールドと着脱の安易さから支持を集め現代に至っています。



また革靴の醍醐味として最も注目されるのが”エイジング”です。

この”赤”に関しては色目がドンドン濃く変化していき、

シワのついた部分のクリーム浸透は非常によく、様々なグラデーションが発生。

また、我々はテンションと呼んでいますが、つま先の反り返りも美しく、

いかにもアメカジ!!といった具合に独特変化が誕生します。

その変化に心を奪われ、レッドウイングの虜になる方が多く

特に情報伝達に限りがあった90年代においては実際に会う、見る、感想を言う。

現代ではSNSで行う行為を人間の言霊と温度を持って表現し、

より、「あいつみたいに格好いいブーツにしてやる!」など様々な感情と、

感動体験がその自分のブーツに宿り愛着も増していきます。




往年の定番だからこそ大事にしたくもなり、

またファッションの歴史をたどり自身の足で確かめてみるのも

非常にロマンを感じるものではないかと私人は感じます。

そんな8875品番ですが、先日全サイズが無事納品いたしました。

この記事を読んで「ちょっといいかも?」と思っていただけましたら幸いです。

また「ずっと欲しかった!」と言う方はぜひご検討いただければと思います。





RED WING
“Oro-Russet 6inc Moc Boot”
¥45,780- (in tax)
Made in USA
https://www.tigersbro-online.com/product/8189

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